光として輝く_ 「神は光であって」シリーズ9
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祝福
万民ニュース
第 111 号
5356
2012. 01. 22
「愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。 」(第三ヨハネ1:2)
私たちはこの地上で耕作されながら信仰生活をしている間、各自イエス・キリストという土台の上に働きを積み上げていきます。どれほど最善を尽くして神のことばどおり生きて、神の国のために忠実であるかによって、その働きが違ってきます。新年を迎えてもう一度心に決断して、私たちはたましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるだけでなく、最も美しい天国、新しいエルサレムの都に入れるまことの祝福を受けなければならないでしょう。
1. まことの祝福とは?
人によって祝福とは何かが違うかもしれませんが、衣食住の問題で心配しないで、子どもたちも立派に成長して、家族が健康で、富と名誉と権勢まであれば、世の人々はほとんどが「祝福された」と思うでしょう。しかし、世にこれらすべてを手にしている人がどれほどいるでしょうか? 仮に表向きはこれらすべてを手に入れても、内面では自分が持っているものを失うかもしれないという心配と憂い、不安があって、死に対する恐れも持って生きています。したがって、何より大きい祝福は、永遠のいのちを得ることです。それは救われて天国に行く祝福です。
聖書には、まさにこの永遠のいのちの祝福を受けられる明らかな道が提示されています。それはイエス・キリストを救い主として受け入れて、神を恐れて、その命令と戒めを守り行って生きていくことです。このように行う人には、神が将来、天国で報いてくださることはもちろん、この地上でも祝福されるようにしてくださるのです。
きょうの本文には、この地上でもすべての祝福をいただける道が提示されています。たましいに幸いを得ていると、すべての点でも幸いを得る祝福、すなわち、何をしても栄える祝福と健康である祝福をいただくのです。
2.「たましいに幸いを得ている祝福」とは?
人は本来、霊、たましい、からだで造られました。初め、神のいのちの息が吹き込まれていたアダムは霊が主人になって、たましいとからだを完全に支配していました。しかし、アダムが罪を犯してからは、霊が死んでたましいが代わりに主人のようになりました。このたましいは世の支配者である敵である悪魔・サタンの支配を受けます。言いかえれば、敵である悪魔・サタンは人のたましいを通して、人の心を罪で染まるようにして、世の情欲を追い求めて生きるようにします。このように人々が罪に染まってから、涙、悲しみ、苦しみ、病気、不幸、死など世のあらゆる困難と痛みを体験するようになります。
神はひとり子をこの地上に遣わされて、死んでいた霊が生き返る道を開いてくださいました。誰でもイエス・キリストを救い主として受け入れるなら、心の中に聖霊が来られ、死んでいた霊を生き返らせてくださいます。生き返った霊は成長し続けなければなりません。霊が生き返ったとしても、まだ相変わらずたましいの力のほうが強いです。敵である悪魔・サタンに支配される、真理に逆らう心のほうが多いからです。
したがって、熱心に神のことばに聞き従って、守り行なっていかなければなりません。御霊の願いに従って、真理の中、光の中を歩んでいかなければなりません。そうすると心に御霊の実が結ばれて、霊はだんだん成長するようになります。ついには霊の力のほうが強くなって、たましいが支配する真理に逆らう心でなく、霊が支配する真理の心に従うようになるのです。
このように霊が主人になり、たましいとからだを支配して従え、たましいとからだは霊に従っている状態を「たましいに幸いを得ている」と言います。たましいに幸いを得ている人は、聖霊の声を聞いて働きかけられると、すぐに聞き従います。聖霊はすべてをご存じなので、最も栄えて幸いな道に導かれるのです。事業をしても成功し、職場でも認められて、何をしようが栄える道に導かれます。
申命記28章で約束されたとおり、入るときも祝福、出て行く時も祝福、貸すであろうが借りることのない祝福、かしらになる祝福など、すべての祝福をいただくのです。また、病気やわずらいが起こりません。たとえ自分の不注意によって病気になったとしても、信仰によって祈れば、直ちに離れます。したがって、たましいに幸いを得ているようになると、すべてのことが栄えて、健康である祝福が伴うのです。
3. 今年の全聖徒祈祷課題
神は万民教会の開拓以来今日まで、聖徒のたましいに幸いを得ているように導いてこられ、特に昨年から今年にかけて、急激な霊の成長をするように摂理のうちに計画されました。たましいに幸いを得ている人は、自ら心を調べるとき、責められません。ですから、大胆に神の御前に出ることができ、心から信じられる霊の信仰を持って祈ることができます。父なる神は、まさに皆さんがこのような次元に入ってくるように、今まで摂理のうちに計画して働いてくださったのです。
ですから、これから繰り広げられる2012年に聖徒ひとりひとりに祝福が臨むことは、当然の結果です。たましいに幸いを得ているほど、新年は必ずそれに伴う祝福をいただきます。たとえまだ御霊の歩みに入っていない方でも、たましいに幸いを得ている人々が祝福されるのを見て、挑戦を受けて自信を持つようになります。そうしながら霊的な成長に加速度がついて、するとまた新たに御霊の歩みに入ってきて、祝福されていく方が増えるようになります。そうなると、教会にも祝福があふれます。
このように臨む祝福を見ながら父なる神に思いきり栄光を帰すことが、2012年に私たちに下さった第一の祈祷課題です。同時に、私たちに下さる約束のおことばです。したがって、新年には必ず祝福の実を次々と刈り取って、父なる神に思いきり栄光を帰しますよう、主の御名によって祈ります。
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