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「イスラエル宣教の働き、愛と神の力で成就しています」

万民ニュース   第 166 号
4932
2016. 08. 28




ソン・ヨンナク執事(万民中央教会2大大15教区)


開拓当時、私たちの教会が終わりの時に選民イスラエルに福音を伝える使命があることを教えてくださいました。イエス・キリストを救い主として受け入れないユダヤ人であっても悔い改めるみわざが現れて、福音の回帰がなされることを教えてくださったのです。

2007年7月25日、教会開拓記念日に神様はナザレでイスラエル宣教を始めるようになさいました。それ以後、堂会長イ・ジェロク牧師は3年間、全地域を巡って聖潔の福音を伝え、不思議としるしが伴い、神の力あるわざを行いました。宣教を締めくくる時点である2009年9月には、首都エルサレムの心臓部で聖会(下の写真)を開催して、イエス・キリストが私たちの救い主であることをユダヤ人に宣べ伝え、数多くの神の力あるわざでこれを確かなものとされました。この聖会は放送で全世界220か国余りに伝えられました。幸いなことに、私はこの働きにロシア語通訳者として同行できました。

神様の導きのうちに私は1992年、ロシアが開放されてからあまり経たなくて、すべてが不安で困難だった時期に留学しました。21歳の若さで言語、食べ物、すべての環境が不慣れでさびしい生活でしたが、信仰によって勝ち抜きました。ただ牧者を助けて世界を福音化する働き人になりたいという熱望とビジョンがあったからです。

6年間の留学生活を終えて帰ってきた私は神様の恵みのうちに教会の働き人としてロシア語圏関連業務を担当することになりました。そのうち2007年、本格的にイスラエル宣教が始まり、ロシア語圏ユダヤ人教会と牧会者がつながって、次第にイスラエル全域に拡大していきました。

決して楽ではないイスラエル宣教を、堂会長先生はただ信仰と愛、神の力で進めていかれました。一度は牧会者セミナーの時、堂会長先生が「私は本当にイスラエルを愛しています!」と言われましたが、私はその言葉がどれほど真実で切ないのか、その心が感じられてとめどなく涙を流しながら通訳しました。イスラエルの牧会者もその愛を感じて泣いたし、堂会長先生をイスラエルに遣わしてくださった主に感謝するとずっと告白していました。



このように牧者の愛と神の力でイスラエルには福音の実が結ばれつつあります。一例としてクリスタルフォーラム(イスラエル牧会者協議会、左の写真)はフェスティバル、ハンカチ集会、セミナーなど多様な活動をしていて、世界を巡って私たちの教会を知らせています。私たちの働きはイスラエルに向けられた神様の摂理が成就するまで続くでしょう。ハレルヤ!



 

 

 
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