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「主人の急性脳梗塞が後遺症もなく完全にいやされました」

万民ニュース   第 188 号
3301
2018. 06. 24




イ・ヘスク執事(62歳、韓国3大大24教区)

今年3月13日、ヨーロッパを旅行中、スイスのツェルマットから海抜3,100mの雪景色を見るために登山鉄道に乗って、中腹ほどまで登った時でした。主人のイム・ソククン聖徒が目まいを感じ、体に異常な症状を見せました。単なる高山病だと思ったのですが、ホテルに戻った後も相変わらずでした。私たち夫婦は突然こんなことがどうして起こったのか、信仰生活を振り返って祈り始めました。

翌朝、旅行会社の社員は主人の体が片方に傾いてふらつく姿を見て、驚いて救急車を呼びました。救急隊員が到着して主人の容態を把握すると、直ちにヘリコプターで移送してくれて、結局入院しました。言葉も通じないし知り合いもいない外国で、私たちはすべてを神様にゆだねて祈るしかありませんでした。

MRI撮影の結果、病名は「急性期脳梗塞」でした。お医者さんはすぐ処置を取らなければと言いましたが、保険が適用されなくて病院費が想像を超えることがわかった後は、早く韓国に帰ろうと思うばかりでした。病院側の反対がありましたが「以後の状況は病院で責任を負えない」という同意書に署名して退院し、ガイドの助けで旅行日程の変更手続きをしました。

3月16日午後5時頃、神様の恵みによってスイスのチューリッヒから韓国のインチョン空港まで8時間の長いフライトの末、韓国に到着した私たち夫婦は直ちに病院へ向かいました。お医者さんは、脳梗塞は時間との戦いで初期の対応が重要なのに、こんな状態を維持して長時間飛行機に乗って来たということ自体が「奇跡」だと言いました。

主人は入院中に右側までマヒして、腕と足を思うように使えなかったし、発音もうまくできませんでした。しかし、3月19日、病院を訪ねて来られた教区長が堂会長先生の祈りで神の力が込められたハンカチ(使徒19:11〜12)で祈ってくださった後は平安を取り戻し、すみやかに回復しました。足取りが軽くなって手の動作も自然になったし、言葉もはっきりしました。

お医者さんはいくら回復が早くても6か月はかかるだろうと言いましたが、主人は入院して9日目の3月24日に退院できました。さらに感謝だったのは、何の後遺症もなく正常に戻ったし、4月5日からは以前のように会社勤めもしているのです。ハレルヤ!

この出来事を通して主人は自分からお酒を断ち切り、神様の前に新しく生まれた生き方をすると告白しています。万民の羊の群れという理由だけで守って、すべてを働かせて益としてくださる父なる神様に、すべての感謝と栄光をお帰しします。


MRI撮影(祈りを受ける前)
右大脳白質に脳梗塞が見られる。
左側脳室の周りに脳梗塞が見られる。


 

 

 
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