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光として輝く_ 「神は光であって」シリーズ9
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光である神は、ご自身の子どもたちが明るい太陽のように真理の光で暗い世を明るく照らすことを望んでおられる。 ...
       
 
  
 

「十字架の道」シリーズ (4) - 聖書の著者である神様

万民ニュース   第 41 号
7976
2006. 5. 7


「十字架の道」は、世界の始まる前から隠された奧義として、人間の救いの摂理が含まれたみことばです。これを通して、神様を知らなかった人々が神様と出会い、体験して、まことのいのちが与えられ、聖霊のみわざが火のように起きて、多くの人々が心を砕かれて悔い改めて、いやしのみわざを体験するなど、まことの信仰を持つようになりました。その中で「神様とはどんな方か?」を理解することは、信仰生活にあって基礎的であり、大変重要です。

<目次>
「神様とはどういう方か?」
1. 創造主の神様
2. 「わたしはある。」という方である神様
3. 全知全能の神様
4. 聖書の著者である神様


聖書には「救いの道」が明らかに記されています。神様が、なぜ人間をお造りになったのか、人類の歴史をどう導いて行かれるのか、人間耕作の始めと終わりについて説明しています。また、地獄と天国、救い主であるイエス様、人としてなすべきことなどについて、明らかに教えてくれます。
このようなみことばを信じて行っていくとき、救いといのちを得ることができ、天国に入る資格を得るようになります。

先月に続き「神様とはどういう方か?」について四番目のみことばを連載します。

1.聖書の著者は神様

聖書は旧約39巻、新約27巻、全66巻で構成されています。聖書を記録した人は、旧約26人、新約8人、計34人だと言われています。旧約が1500年、新約が100年、あわせて約1600年という長い歳月にかけて記録されました。34人の記録者がいますが、彼らは著者ではなく、ただの代筆者です。
たとえば、 母親が次男に手紙を書こうとして、一緒に住んでいる長男に手紙の内容を口で言って書かせたなら、だれの手紙でしょうか? 書いた人は長男であっても、明らかに母親の手紙であるように、聖書も神様がみこころにかなう人々をつかさどり、聖霊の働きの中で記録するようにされたので、聖書の著者は神様です。
<第二テモテ3:16>に「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」とあり、<第二ペテロ1:21>に「なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。」とあります。
また、<イザヤ34:16>には「主の書物を調べて読め。これらのもののうちどれも失われていない。それぞれ自分の連れ合いを欠くものはいない。それは、主の口がこれを命じ、主の御霊が、これらを集めたからである。」と言われました。
全知全能な神様が、聖霊の働きの中でつかさどられたので、聖書の記録者がいくら多くても、ひとりが記録したように矛盾するものがなく、一貫性があります。

2.聖霊に感じて記録された聖書

聖書は聖霊に感じて記録されたものであり、解釈する時も必ず聖霊に導かれて解釈しなければなりません。
万一、人間的な考えで解釈すれば、神様のみこころと異なるように解釈して、滅びの道に行くようになるかもしれません(第二ペテロ3:16)。
聖霊に導かれて聖書を解釈すると、聖書に記録された一つ一つのみことばが、互いに対になっていることがわかります(イザヤ書34:16)。玉がつながって宝物になるように、それぞれの節が互いに補完し合って、霊的な意味を完全に説明できるようになります。
たとえば、<使徒の働き2:21>に「しかし、主の名を呼ぶ者は、みな救われる。」とあります。ところが、このみことばだけでは、救いに関する神様のみこころを完全に説明することはできません。<マタイ7:21>に「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく」と言われたように、主の御名を呼ぶことだけでは、救われる条件を完全に満たすことができないためです。それで<ローマ10:10>に「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」と言われたように、心に信じて義と認められた人でこそ、口で告白して救われるのです。
それでは、「心に信じる」とは、どういうことでしょうか? <ヤコブ2:14>に「私の兄弟たち。だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行ないがないなら、何の役に立ちましょう。そのような信仰がその人を救うことができるでしょうか。」とあります。
心に信じて義と認められると、何としてでも神様のみことばどおりに生きようとする行いが伴うようになります。
また、<ローマ3:28>に「人が義と認められるのは、律法の行ないによるのではなく、信仰によるというのが、私たちの考えです。」とあります。熱心に真理を行っても、信仰で行ったのではないと、行いによって義と認められない、ということです。ですから、「心に信じる」ということは、聖なる行いができること、聖なる心に耕すこと、すなわち、心の割礼を果たしていくことを意味します。
このように心に信じることによって、心の割礼をしながら、みことばどおり行う人が、口で主の御名を告白するとき、救いが臨みます。このようなみことばの対を知らないなら、「イエス様を救い主と告白さえすれば救われる」とか、「心に信じさえすれば罪の中を歩んでも救われる」など、真理を取り違えるようになって、「信じる」と言いながらも罪を犯して、滅びの道を歩みます。
したがって、聖書に含まれた神様のみこころを正しく悟るためには、それにつり合うみことばの対がわかって、聖霊に導かれて解釈するとき、完全な霊的な意味が悟れます。

3.永遠の真理である神様のみことば

聖書は神様のみことばであり、その中に記されたすべてのみことばはまことです。これは歴史的にも明かすことができます。旧約聖書のイスラエルの歴史と、周辺民族との出来事と登場人物、場所や慣習などを見るとわかります。
聖書には多くの預言がありますが、その中で一番重要なのは、イエス様についての預言です。
神様は、旧約のところどころに、イエス様の誕生と働き、苦難、復活などについて詳しく預言してくださいました。イエス様が旧約の預言を全て成就された内容が、新約に記録されています。
まずイエス様の誕生に関して、<創世記3:15>に、神様は救い主がイスラエルの民のところに来られることを知らせてくださいました。神様が蛇を呪われるとき、「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」と仰せられました。
ここで「女」とは、霊的に「イスラエル」を意味します。人が女から生まれることは当然ですが、ここであえて「女の子孫」と表現したのは、その中に霊的な意味が含まれているからです。<黙示録12:5>にも「女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧するはずである。その子は神のみもと、その御座に引き上げられた。」とあり、イスラエル民族を通して来られたイエス・キリストについて明らかにしています。
<イザヤ7:14>に「それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。」とあり、<ミカ5:2>には「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」とあります。預言どおり、イエス様はおとめマリアから聖霊によって宿られて、ベツレヘムのある宿屋の小屋でお生まれになりました。
イエス様がエルサレム城に入城される時も、<ゼカリヤ9:9>のとおり、ろばに乗って入城されました。また、<詩篇41:9>のとおりに、イエス様の最も近くでみことばのパンを頂いていたイスカリオテ・ユダが、イエス様を裏切って売りました。
その他にも、イザヤ書、詩編、ゼカリヤ書など、旧約のところどころに、イエス様がどのように苦しみを受けられて、どんな墓に葬られて、復活して昇天されることまで、とても詳しく預言されています。これらのイエス様についての旧約の多くの預言は、新約時代になって、そのまま成就されました。
このような聖書は明らかに神様のみことばで、聖書に約束されたみことばを信じて行う人には、神様が必ずその約束どおり祝福を与えられます。たとえば、<マルコ9:23>に「するとイエスは言われた。『できるものなら、と言うのか。信じる者には、どんなことでもできるのです。』」とあるように、全き信仰がある人にはできないことがありません。
また<出エジプト15:26>のみことばどおり、皆さんが罪から離れて、神様の命令をすべて守りながら生きる時は、どんな病気も臨みません。しかし、命令に聞き従わなくて病気にかかったとしても、悔い改めて神様との罪の壁を壊せば、神様の御力でいやされます。

愛する聖徒の皆さん。
<箴言8:17>に「わたしを愛する者を、わたしは愛する。わたしを熱心に捜す者は、わたしを見つける。」とあるように、聖書に記された命令を一生懸命に行って、神様が常に出会ってくださり、祝福されて永遠の天国、新しいエルサレムまで導かれますように、主の御名で祝福して祈ります。


 

 

 
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